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「ゆったりと」 -石の壁-シリーズ
石の壁 「ゆったりと」
ヨーロッパの街を歩いていると、特に町の中心にある旧市街地区では自分の歩き方がバカにセコセコしているなと気づかされて恥ずかしくなることが度々ある。東京ではとても考えられないくらい皆がゆっくりと生活している。この写真は写真なので止まっているけれども、それでも容易に全てがゆっくりと動いているイメージが伝わってくる。中心の老紳士の姿だけではない。正面の石の壁からも、手前の分厚い木製のゲートからも悠久の歴史の重厚さが漂ってくる。そんな中にあって何故かそこに路上駐車しているスポーツカーが実に対照的だ。なのだけれども少しの違和感も感じない。その紳士が運転してきたのだとしても全くおかしく無い。何故だろうか?ここに収まっているもの全て、正面の道標も紳士のベレー帽も含めてデザイン的に調和がとれている。文化の高さ、厚さ、重さの結果に違いない。
超限定 わずか10枚だけのプリント
作者サインとエディション証明書付き
A3ノビサイズ(329mmx482mm)大判特厚アート紙使用
国内送料無料 / 日本国内消費税込み